シーリングファン専門店ファズーの店長ブログ

シーリングファン専門店ファズーの店長がシーリングファンの色々なことについて書いていくブログです。

シーリングファンを設置する高さや延長パイプの長さについて

急に気温が下がってきましたね。

 

神奈川県藤沢市では本日最低気温が16度と半袖では寒い時間がありました。
でも日中はとても過ごしやすい気温です!

 

シーリングファンをお使いのみなさまはそろそろ風の向きを上向きに変えたくなってくる時期ではないでしょうか。



さて本日はお客様がご自身で設置をされた後にわかりやすい写真を送っていただきましたので、そちらをご紹介したいと思います。



・天井傾斜:無し
・床から取り付け位置までの高さ:約5000mm ※写真からの推測になります。
・ファン本体最下部から床までの高さ:約4135mm
・部屋の広さ:LDで20帖以上
・取り付けフロア:1階リビング
・ローゼットの形:不明
・ファンの幅:1305mm
・ファンの全高:865mm
・延長パイプ(延長ロッド):600mm
・ファンの重さ:約7.3kg


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こちらは前からご自宅に設置されていたシーリングファンなのですが、天井が高いのに風量の調整や風向きの切り替えが吊り下がっているプルスイッチでしか操作ができないという状況でした。

またパイプも短いので仮に下向きの強で回しても空気を吸い込む空間(羽根から天井までの空間)が狭いのでサーキュレーション効果が下がってしまいます。

ドライヤーの後ろ側を塞ぐと風量が激減してしまうのと同じです。


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そして交換後は羽根から天井までは約775mmの空間ができました。

ここまで空間があれば効率よく空気も回ってくれます。
またリモコンタイプになったので、切り替えなどの操作も問題なく行えます!


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天井の高さと空間が広い大型タイプのファンでも圧迫感はほとんどないかと思います。
また窓からモップなどで掃除もやり易くなったのではないでしょうか。


パイプの長さについては下記のページでも案内をさせていただいておりますが、天井の高さにより最適な長さが変わってまいります。

https://www.fazoo.biz/hpgen/HPB/entries/2.html


3.3m程度の天井高:40cm~60cmの延長パイプを推奨 
3.5m~4m程度の天井高:60cmの延長パイプを推奨 
4m以上の天井高:60cm~90cmの延長パイプを推奨 
5.5m以上の天井高:90cm以上の延長パイプを推奨 


ただ配線器具から壁や吹き抜けの腰壁から近い場合はサーキュレーション以外のことも考慮してパイプの長さをお選び頂いたほうが良い場合もございます。


また購入した家に元々付いていたシーリングファンなどはインテリア重視でサーキュレーション効果のことはあまり考えられていないこともあるかと思います。

もしかしたらパイプだけ変えれば効果が上がり、悩んでいたことが解決するかもしれません。
「うちももしかしたらパイプが短いかも?」と思った方はご相談頂ければと思います!


T.A様、ご丁寧にお写真を頂き誠にありがとうございました。



スタッフ:斉藤功一